私は最近ビジネスコーチングを行うファシリテーターから、「経営者は、売上高・マージン・純利益などを含めてどのような情報を従業員に共有するべきか?」のプレゼンテーションを行うように頼まれました。 さらに、この情報を組織全体に伝達するために具体的に使用できるツールについても説明することを依頼されました。

多くの米国企業は、従業員が会社の利益を知ってしまうと、さらなる昇給を要求するかもしれないという恐怖のために従業員に会社の財務情報を共有しません。

しかし二種類の情報開示をすることでこの課題を克服することができます。 マネージメント・チームとは利益まで出た完全な財務諸表を共有するが、他の従業員には利益だけは見せないという方法です。 なぜなら会社が従業員に利益の数字を開示しなくても、多くの主要業績評価指標 (KPI) で、従業員に意味のある情報を提供できますし、従業員のモチベーションを維持することができるからです。

定期的に毎月実行されるのであれば、オープンブック・ポリシー(企業の社員への情報開示)は、組織内のコミュニケーション不足を克服し、従業員のモチベーションを高めることができます。 経営陣と従業員が会社に関する共通の理解を持つことは、「自分たちの会社なんだ」という意識向上につなげることができます。また、さまざまな良いアイデアが従業員から発せられて会社の効率向上と利益が増加します。従業員に経営の知識を与えて経営に参画させることで会社の収益性に劇的な影響を与えることができるのです。

CDH のエグゼクティブ・フォーカス・サービスは、会社の情報開示を利用して、ビジネスを支援するための優れたコンサルティング・ソリューションです。 エグゼクティブ・フォーカスは、組織内の透明性を提供し、会社や他部門への従業員一般の理解度を向上させ、会社の業績向上につながるサービスなのです。 具体的には我々はこの作業をどのように実行するのでしょうか?

  • 全体として組織の機能を表すカスタムメイドのビジネス指標を開発する。
  • 効率性と付加価値を明確に反映する主要業績評価指標 (KPI) に重点を置く。
  • 月次での経営管理会議をファシリテートして、経営数字の関連性を調べて、継続的な会社の改善活動を援助する。

下のグラフは、エグゼクティブフォーカス KPI の1つであるブレークイーブン(損益分岐点)分析グラフです。 我々は、すべての私たちの毎月のレビューにこのKPIを組み込みます。私は、社員が会社にどのくらいの売上がないと利益が出ないかを知ることが重要だと信じるからです。

 

 

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