米国でビジネスを拡大しようとすれば、米国人幹部が育つことが、絶対条件です。御社では、米国人幹部が順調に育っているでしょうか?

トヨタ、キャノン、コマツ、パナソニック、ソニーなど米国ですでにブランドが確立して何百万ドルの売上を上げている企業を見れば、現地化がいかに大切なのかがわかります。これらの企業には、会社を理解し、経営を推進する米人幹部が育成されてるのです。優秀な幹部が育つことこそが、企業を米国で大きくする根幹であると言えるでしょう。

米人幹部をどのように育てるのがいいのでしょうか? 「人を育てる」に関しては山本五十六の有名なことばが残っています。

「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」

「話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず」

「やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず」

これを米国で実際に行う際に難しい点は、日本人経営陣の英語能力を含めたコミュニケーション能力です。どんなに優秀な方でも、米国に派遣されてから、一朝一夕に英語がうまくなり、米国文化を肌で理解すること大変難しいことです。

そこで、CDHでは御社の幹部会議の場を利用し、幹部の育成を図る方法を開発しました。その名もExecutive Focus です。

CDHの米人コンサルタントが毎月御社の経営会議に参加します。経営会議には、経営者を含めて、会社の幹部が顔をそろえていただき、セールス、製造、総務、会計、その他の経営課題を議論していただきます。弊社のコンサルタントは、事前に財務などの月次資料をいただいておき、皆さまの経営課題を意識しながら、月次での経営課題のディスカッションをファシリテート」していきます。前月からの課題のチェック、担当責任の明確化、今月の課題のアイデンティフィケーション、社長に代わって、言いにくい問題点もうまく説明します。

経営者と幹部との間で食い違いがあると感じた場合は、その溝を埋めるべく、CDHのコンサルタントは動きます。また感情的になりそうな場合は、うまく会議をコントロールさせていただきます。

つまりコンサルタントは、日本人経営者と米人幹部との懸け橋になります。この作業を毎月行うことで、米人幹部の経営課題に対する理解を高め、参加意識も高め、より深く経営に参画させることができます。

このプロセスで米人幹部を育てるのです。

毎月一度の作業ですので、コストも年間で通常のコーチングよりもはるかに安くでき、副次効果として、ほどんどの企業で、業績が大幅に改善しております。

Executive Focusは、約50年前にウィスコンシン州で生まれたすでに米国地元企業では確立されたコンサルティングサービスです。3年前にCDHM&Aでこのファームを買い取りました。現在、サービスを受けている企業が20社以上あり、売上が数百万ドルになる米国地元企業も長い間このサービスを受けております。

ぜひ、御社も優秀な米人幹部を育てて、アメリカでのビジネス拡大に役立ててください。