米国税法は年齢により適応できるクレジットや優遇措置が異なりますので2024年度を例に取って列記してみました。
<13歳>
- 13 歳以上の子供に対しては、Child Care Credit(子女養育費税額控除)を請求できない
<17歳>
- 17 歳以上の子供に対しては、2,000 ドルのChild Tax Credit(扶養子女税額控除)を請求できない
<18歳>
- 親の非法人事業で働いている子供はFederal Insurance Contributions Act(FICA:社会保険税)の対象となる
- 通常、18 歳以上の子供に対しては、Education Savings Account(ESA:教育貯蓄口座) に拠出できない
- 通常、18 歳以上の子供に対しては、Adoption Credit/ Exclusion(養子縁組税額控除/除外)を利用できない
- 扶養家族またはフルタイムの学生でない場合Retirement Savings Contributions Credit(Saver’s Credit:退職貯蓄拠出金控除)の対象となる
- 子供の稼得所得が扶養費の半分を超える場合、Kiddie Tax(児童税)は適用されない
<19歳>
- フルタイムの学生ではない子供を扶養家族として請求する権利は失効
- Kiddie Tax(児童税)は通常、フルタイムの学生を除いて適用されなくなる
<21歳>
- 親の非法人事業で働く子供はFederal Unemployment Tax Act(FUTA:連邦失業保険)の対象となる
<24歳>
- フルタイムの学生である子供を扶養家族として申告する権利は失効
- Saving Bond(貯蓄債券)を購入し、教育に使用した収入を除外できる
- Kiddie Tax(児童税)は適用されなくなる
<25歳>
- 子供のいない納税者でもEarned Income Credit(EIC:役務収入税額控除)の対象となる
<27歳>
- 健康保険の所得除外および26歳以下の子供の保険に対する自営業者の健康保険控除は失効
<30歳>
- 受給者が30歳に達したら、Education Savings Account(ESA:教育貯蓄口座)から引き出す必要がある
<50歳>
- IRA、SIMPLE-IRA、401(k)、403(b)、457プランへのキャッチアップ拠出の対象となる
- 資格のある公安職員は、退職した場合、政府の確定給付年金プランから10%のペナルティなしで引き出すことができる
<55歳>
- 退職した場合、雇用主の退職金制度(IRA は除く)から10%のペナルティなしで引き出すことができる
- Health Savings Account(HSA:健康貯蓄講座)へのキャッチアップ拠出の対象となる
<59.5歳>
- 退職金口座からの早期引き出しに対する10%のペナルティは課されなくなる
- Roth IRA からの分配は5 年以上保有している場合非課税になる
<65歳>
- Itemized Deduction(項目別控除)を選択しないStandard Deduction(一般控除)の対象者は、より高額な一般控除を取ることができる
- 子供がいない納税者は、Earned Income Credit(EIC:役務収入税額控除) の対象ではなくなる
- 医療費に使用されない Health Savings Account(HAS:健康貯蓄口座) およびMedical Savings Account( MSA:医療費貯蓄講座) の引き出しは課税されるが、20% のペナルティは適用されない
- 高齢者控除の対象となる
<70.5歳>
- 2020 年 1 月 1 日までに5 歳に達した場合は、退職金制度(Roth IRA 以外)からの Required Minimum Distributions (RMD:最低引出必要額) を開始する必要がある
<72歳>
- 退職プラン(Roth IRA 以外)からの RMD は、2019 年 12 月 31 日以降に 70 .5歳に達し、2023 年 1 月 1 日以前に 72 歳に達した場合に開始する必要がある
<73歳>
- 退職プラン(Roth IRA 以外)からの RMD は、2022 年 12 月 31 日以降に 72 歳に達した場合に開始する必要がある
出典:1040Quickfinder Handbook
以上
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