会計におけるリースの取り扱い:Accounting Standards Codification (ASC) 842

  リースの会計基準改定はこれまで何度も延期となっておりましたが、新リース基準の施行日が迫ってきています。非上場企業は2021年12月15日以降に始まる会計年度、2022年12月15日以降に始まる会計年度の中間期間に対して新リース会計基準を適用する必要があります。なお早期適用も可能となっています。 主なリース基準の変更点は以下となります。 ほぼ全てのリース取引が貸借対照表に計上されることとなります。具体的には、オペレーティングリースおよびキャピタルリースの両方について、リース資産と負債を計上します。...

オペレーティングリース基準の改定

  米国財務会計基準審議会において定められた会計基準書842号: オペレーティングリース概要   主な変更点: 現在オペレーティングリースはすべてリース料として費用計上することができることになっています。新基準では分類上は引き続き「オペレーティングリース」と呼ばれますが、貸借対照表上では、リース資産と負債として認識しなければなりません。オペレーティングリースとしてリースを費用計上していた会社 はリース会計の変更により大きな影響を受けることになります。   財務諸表への影響:...

Information Technology (IT) 統制とは?

IT統制という言葉を聞かれたことはございませんか?IT統制というと難しいように聞こえてしまい何を具体的にすれば良いかよく分からない、ということはございませんでしょうか?今回はIT統制についてできる限りシンプルにお話させていただきたいと思います。 IT統制とは何か? まず、なぜIT統制が重要とされているのでしょうか?それは企業のビジネスを支えるあらゆる業務がITに強く依存しているためです。企業はITなしでは成り立たないため、ITに問題があると企業の内部統制の基盤を脅かし、かつ企業のビジネスにまで大きな影響が及びます。...

S-Corpの選択をする前に絶対に知っていないといけないポイント

クロスボーダーライフをサポートする このイラストのように、S コーポレーションのオーナーに支払う給料以外の利益には雇用税がかかりません。この部分は確かにLLCなどと比べると節税になります。そこで「Sコーポレーションにしたほうが税務上有利ですよ。LLCでもS Corpとして税金が課せられる選択ができるんです。」という言葉に乗せられて、簡単にSコーポレーションの選択をしないでくださいという記事を書いてみました。   私の経験から下記のようなデメリットがSコーポレーションにはあると思います。 費用がかかり、理解が難しい...