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CDH Newsアメリカの遺書、トラスト、プロベートを理解しよう(1)
執筆者 Brenden Norberg | 2月 6, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする クロスボーダー生活者がアメリカで亡くなることも当然あります。そんなときに家族に迷惑がかからないように、アメリカの遺言、プロベート、トラストの仕組みを理解しましょう。今回から、数回にわけて説明したいと思います。 人が亡くなったらーアメリカのケース...
米国での配当に対する課税
執筆者 Brenden Norberg | 2月 6, 2023 | カテゴリーなし
Form 1099-DIV のBox 1a で報告される配当総額は、Form 1040 のLine 3b で報告されます。受取利息の総額と配当総額が $1,500 を超える場合は、Schedule B を添付しなければなりません。 <Schedule B> Schedule BのPart Iは受取利息、Part IIには配当、米国外金融資産に関してはPart IIIにご記入ください。 Part...
アメリカの確定申告書「スケジュールB」に9回出てくる間違えやすい単語「Interest」について
執筆者 Brenden Norberg | 2月 6, 2023 | カテゴリーなし
アメリカの確定申告(Form 1040タックスリターン)で使うフォームに別紙B (Schedule B, Interest and Ordinary...
州からの税金リベートは課税対象?
執筆者 Brenden Norberg | 2月 6, 2023 | カテゴリーなし
州からの税金リベートは課税対象? 早いもので新型コロナウイルスのパンデミックが始まり、3年が経とうとしています。連邦は救済措置として、3回にわたる給付金の支給、子女税額控除の前払いや控除額増加など2020年と2021年にかけて実施してきましたが、2022年はこのような特別な措置はありませんでした。その代わり、多くの州で税金リベートとして2022年に税金還付が実施されています。 いくつかの例を紹介すると、イリノイ州では個人税と固定資産税について一家庭最大$500と$300のリベート(State of Illinois Tax...
自身の非課税枠を生き残る配偶者に移動するーDSUE
執筆者 Brenden Norberg | 2月 13, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする 米国の2023年度のUnified Credit、つまり生涯遺産税・贈与税非課税枠は、$12.920,000です。この金額ですが、現在の法律では、2026年には、半額に減ると予定されております。法律では、TCJAというトランプ大統領の税制下で非課税枠が$10,000,000と決まり、インフレ率の影響で、現在$12,920,000に増額しています。2026年には、$5,000,000がインフレ率で調整を受けて、金額があがっているわけですが、現時点の枠と比較すると、かなりの減額が予想されています。...
住民票ありでも税務上は日本非居住者!
執筆者 Brenden Norberg | 2月 20, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする 日本の居住者と認定されると、日本の国籍保有者は全世界の所得に対して課税されます。ちなみに外国籍保有者は最初の5年間は、「非永住者」として税金の優遇措置があります。日本へ本帰国、あるいは一時帰国されるときに、居住者と認定された時点から全世界課税が始まりますので、帰国時期近辺に発生した所得がどこで課税されるかは、そんな人たちの大きな問題になります。永住権や、市民権の放棄前だと、日米両国からの課税になります。...
アメリカで死ぬときに知らないといけないこと―遺言
執筆者 Brenden Norberg | 2月 27, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする アメリアで生活していて、小さい子供さんがいるご両親、シングルペアレントの方を意識してこの記事を書きました。アメリカでは遺言(ゆいごん)―英語で“Will”を備えておくことが大変重要です。 事故等で、ご両親が亡くならないとは限りません。以前ですが、アリゾナのほうの自動車事故で日本人家族が旅行中の事故で、子供だけが生き残ったというケースがあったと思います。シングルペアレントの場合は、事故だけでなく、突然の病気も考えないといけません。不慮の事態は起きてからでは、遅いのです。...
IRSの監査を受けやすいタックスリターンとは?
執筆者 Brenden Norberg | 3月 7, 2023 | カテゴリーなし
IRSの監査は、多くの人にとって深刻なストレスとなる可能性があります。IRSがあなたの申告書を監査対象として選ぶ可能性が高まるとしたら、それはどのような申告書なのでしょうか?監査対象の可能性が高まる19項目を取り上げている興味深い記事をご紹介します。ご自分に当てはまる項目がある場合、申告書提出前に入力情報に誤りがないか、しっかりと確認して正確な税務申告書を提出してください。 1.監査対象の可能性が高まる19のレッドフラッグ まずは19項目をご紹介します。 「19 IRS Red Flags: What Are Your...
GC放棄と帰国時の注意:年金受給
執筆者 Brenden Norberg | 3月 7, 2023 | カテゴリーなし
日本への帰国を控えてソーシャルセキュリティ、401(k)やIRA、そして保険年金等の課税方法について心配されている方もいらっしゃると思います。米国居住者として受給するか、米国非居住者で日本の居住者として受給するかによって税金が大きく変わります。 <米国居住者として受給する場合> 1.ソーシャルセキュリティ...
法人税申告書に重要な日―C Corporation
執筆者 Brenden Norberg | 3月 7, 2023 | カテゴリーなし
法人税申告書の作成を会計事務所に依頼していると、だいたい四半期ごとくらいに「納税してくださいね。」という連絡が来るのではないでしょうか。 会計事務所が言う金額を言われる期日までに納税しているが、いったい自分は何を支払っているんだろうと疑問に思いながらも言われたことを言われた通りにやっている方も多いのではないかと思います。 日系企業のお客様に多い法人タイプのC Corporationの法人税の納税と申告について説明いたします。 連邦税のタイムライン 法人税申告・納税で重要な期日が年に5回あります。...
親の金融口座に自分の名義を簡単に入れるな
執筆者 Brenden Norberg | 3月 13, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする 父親でも母親でも、米国に銀行口座や投資口座などの金融口座をお持ちの場合があると思います。誰でも齢を取りますので、読者の方が親に自分を口座の共同名義人にさせてくれとお願いすることは、あるいは、そのように親が考えることは往々にしてあります。特に親がその米国口座を子供に相続してもらいたい場合は、この傾向はさらに強くなります。この記事ではそのリスクについて、説明したいと思います。...
永住権放棄―3のチェックポイント
執筆者 Brenden Norberg | 3月 20, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする 永住権放棄に関して、絶対に知ってもらいたい3の知識を今回の記事で紹介し、簡単な説明を加えました。 米国に残す金融口座の帰国前のチェック 米国に銀行口座や投資口座を残す場合は、永住権放棄後も口座を維持できるのか、口座から引き出した際に、その金額を日本の金融口座まで送金してくれるのか、最後に日本から口座のリモートでのコントロールが可能かを、しっかり確認してください。...
米国最高裁の判決は、FBAR罰金272万ドルではなく5万ドル
執筆者 Brenden Norberg | 3月 21, 2023 | カテゴリーなし
日本の銀行口座や証券口座などの残高を米国税務申告時に報告する、通称FBARという申告書に関連する取り締まりは厳しく、正しく申告されていない場合のペナルティも非常に厳しいです。このブログでも過去に2回取り上げたBittnerのケース、最高裁での判決が下されました。このケースは、もともとテキサス州地裁でFBAR罰金5万ドルという判決が出たのですが、その後、テキサス州を管轄する第5巡回控訴裁では罰金272万ドルと言い渡され、それが最高裁へ行き、下された判決は、罰金5万ドル。つまり、FBARのペナルティは保有している金融口座数ではなく、申告漏...
US Taxと日本の親からのサポート
執筆者 Brenden Norberg | 3月 29, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする 私もそうでした。日本に住む親からの金銭的サポートを受けたのです。もうアメリカに40年近く住んでいますので、自分の経験とUS TAXの両面から考えて、日本の親から受けるサポートについて、5つのアドバイスを差し上げます。 親と共同で不動産を所有しない Jointの保有や、Tenancy in...
クロスボーダー人がマイナンバーカードを持つ日
執筆者 Brenden Norberg | 4月 3, 2023 | カテゴリーなし
日本政府は海外に住む日本人のマイナンバーカード(通称「マイナカード」)を日本の在外公館で交付・更新できるようにし、マイナカードを失効せずに持ち続けられる法改正を2024年5月までに施行するのに合わせ、在留邦人の多い都市から順次体制を整える、というニュースは、クロスボーダー人にとっては関心のあるトピックだと思います。そして、ちょうどこの記事を書いている前日の2023年3月29日、デジタル庁により「マイナンバー制度及び国と地方のデジタル基盤 抜本改善ワーキンググループ」が開催されました。 マイナカードと健康保険証、運転免許証の一体化...
日米租税条約:2つの183日ルール
執筆者 Brenden Norberg | 4月 5, 2023 | カテゴリーなし
グリーンカードをお持ちで米国法人に勤務されていた方が帰国されて日本法人に勤務しグリーンカードを放棄される方もいらっしゃるかと思います。しかし、もしかするとその方が米国支社に出張される機会が出来るかもしれません。日本からの出張者が一年間の半分以上、183日以上米国に滞在した場合居住者として米国で課税されることをご存じの方もいらっしゃると思います。しかしこの183日ルールが実は二つあることをご存じでしょうか。 <米国税法上の実質滞在テスト>...
自然災害被災者特別ルール
執筆者 Brenden Norberg | 4月 5, 2023 | カテゴリーなし
自然災害被災者特別ルール 広いアメリカでは色々な地域で災害が起こります。 カリフォルニア州では、この冬から始まった嵐が、まだまだ続いています。 4月18日は税務申告期日でありますが、被害にあわれた方にとっては、税務申告どころではなく、身の安全、一日も早い復興が優先だと思います。 IRSでは、このような大型災害の被災者の方を対象に、特別ルールを設けています。 特別ルール 被害発生日から新期日までの間におこる税務申告期日の自動延長 被害発生日から新期日までの間におこる予定納税等の納税期日の自動延長...
日本の居住者が米国不動産を購入、賃貸活動をする際のTax
執筆者 Brenden Norberg | 4月 10, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする 日本の居住者で米国のソーシャルセキュリティ番号がない人が、米国の一戸建て住宅賃貸などの不動産投資を行う際の税務上の選択肢と注意点について、簡単にまとめました。 個人で所有の場合 まずITINと呼ばれる納税者番号をIRSから取得しないといけません。コロナで1年以上かかつていた期間がやっと最近(2023年4月)になり、少しづつ短くなってきたようです。しかし手続きとしてはまだまだ煩雑で、取得に時間がかかることを忘れてはいけません。...
永住権放棄の年は、個別控除の準備を怠らない!
執筆者 Brenden Norberg | 4月 17, 2023 | カテゴリーなし
セールスタックスとGoodwil Storeで損金確保 クロスボーダーライフをサポートする 永住権放棄の年は、通常、標準控除(Standard Deduction)が使えません。そのため税務申告時に課税されて、驚かれる方も多いのです。もしあなたが永住権の放棄を予定しているのでしたら、この記事を読んで、個別控除を確保しておいて税務申告時のサプライズをなくしましょう。 永住権放棄の年は、Dual...
帰国と401(k)―永住権者
執筆者 Brenden Norberg | 5月 2, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする 永住権者の帰国時の401(k)の取り扱いのステップについて説明します。 最初に金融機関に以下を確認しましょう。 帰国しても口座の維持は可能か? GC放棄でも口座の維持可能か? 日本に送金してくれるか? 送金方法はー電子送金・小切手? 日本からの引き出し手続き方法 海外から本人認証の方法 帰国前にこれらの点を確認ができたら、あなたのアクションプランはだんだん固まってくるはずです。 さて、イラストに出ているように、永住権保有期間が8年を満たない方は、米国税務上でLong term resident...