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帰国後の米国での投資所得の確定申告はどうしたらいいの?
5月 2, 2023 | カテゴリーなし
最近、いずれ日本に帰任される駐在員の方でも米国で投資される方が増えていると感じます。日本の証券口座は海外赴任後は投資できないことや、日本に比べ、米国の証券口座の方が種類が豊富で手数料もお手頃だというのが主な理由のようです。赴任中は米国で確定申告をし、投資所得を申告しますが、帰任後はどうしたらよいのでしょうか。 まず、帰任前にして頂きたいのが、Form W-8BEN: Certificate of Foreign Status of Beneficial Owner for United States Tax Withholding...
死んでも納税申告が必要
5月 2, 2023 | カテゴリーなし
申告要件のある人が亡くなった場合、その故人の配偶者または代理人は、故人のために最終的な確定申告書を提出する必要があります。その最終申告書には申告者がなくなったことを明記しなければなりません。提出の際は死亡診断書またはその他の死亡証明書のコピーを添付する必要はありません。 通常、確定申告書を提出する代理人は本人の遺言で指名されるか、裁判所によって任命されます。 しかし生存している配偶者または任命された代理人がいない場合、個人の代理人が最終申告書を提出し、Form 1310という死亡した納税者による払い戻しを請求する声明を添付します。...
クロスボーダー人が住所変更したら金融機関にも自動反映
5月 8, 2023 | カテゴリーなし
出典:デジタル庁 先日の記事で取り上げた「クロスボーダー人がマイナンバーカードを持つ日≒2024年5月」。このための環境整備ともいえるマイナンバーカードの普及促進がさらに一歩進みました。 『マイナンバーカードの住所情報を変更すれば、その情報が金融機関などにも渡り、一括反映するサービス』。 これが2023年5月16日に始まります。河野太郎デジタル相が2023年4月25日の会見で発表しました。2023年5月16日といえば、この記事が発行されるころにはもう反映開始というスピードです。 今回の新しい情報...
絶対に知らないと損する
5月 24, 2023 | カテゴリーなし
帰国時の米国不動産処分の税務知識 クロスボーダーライフをサポートする 米国不動産で絶対に知っておいてもらいたい税務知識を5つ選んでわかりやすく説明します。 特に帰国をお考えの方には必須の知識になると思います。 米国の生涯非課税枠の利用と不動産移譲 2023年の非課税枠は$12.92ミリオンと高額です。もし米国に残る子供などに不動産をギフトされたいのであれば、米国居住者(USDomicile)である期間に行えば、この枠を利用して無税で動かすことができます。日本に戻ってしまった場合は、日本の贈与税がかかってしまいます。...
アメリカで生まれ幼少の頃に日本へ戻った二重国籍者を指す「偶発的アメリカ人」とは
5月 25, 2023 | カテゴリーなし
"偶発的アメリカ人"とは、米国で生まれたために米国市民権を持つが、米国でほとんど、あるいは全く過ごしたことがなく、自分自身を米国人とは思っていないかもしれない個人を指す言葉としてよく使われます。米国は、米国憲法修正第14条に記載されているように、jus soli(出生地主義)の原則に従っています。つまり、米国内で生まれたほぼすべての人は、両親の国籍や移民状況にかかわらず、出生時に自動的に米国籍を付与されるのです。 ...
本帰国時のチェックリスト(米国税務から)
6月 6, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする ポイントだけ羅列して、チェックリストとして使ってもらえることを意識しました。各項目の説明については、ハンドブックをご覧いただくか、個別に弊社のRoadMapのオンラインセッションをご利用し、お聞きください。 帰国前のプランニング 居住用不動産―現在までのImprovementの記録を整理する(自宅の販売時のコストを上げる) 居住用不動産で譲渡益が出ると予想される場合は、一人$250kの非課税枠の使用要件を確認...
偶発的アメリカ人が米国籍を放棄離脱する場合の11の重要なステップ
6月 6, 2023 | カテゴリーなし
Source: https://www.uscis.gov/citizenship/learn-about-citizenship/citizenship-and-naturalization 私たちが暮らす国際社会では、二重国籍を持つ人は珍しくありません。この中には、 "Accidental Americans (偶発的アメリカ人)...
財務諸表とは?
6月 6, 2023 | カテゴリーなし
財務諸表は決算1年間の会社の経営成績及び決算日時点の財政状態をまとめた計算書です。財務諸表は主に貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の3つの表から成り立っています。今回から3回にわたって3つの財務諸表が何を示しているのか、そして見方について説明させていただきます。今回は貸借対照表についてお話させていただきます。 貸借対照表とは? 貸借対照表とは一定時点の会社の資産、負債、資本の財務状況を示します。貸借対照表は左側と右側の二つの視点から財務状況を分析できます。 下記が貸借対照表の例になります。...
IRSから通知が来たらどうする?
6月 6, 2023 | カテゴリーなし
<発行番号: 税に関するヒント 2023-55より> 皆様もう確定申告の提出が終わりホッとさ れていることと思います。そろそろIRSからの手紙や通知が届きはじめます。パニックになる必要はありませんが、注意してお読みください。 <何故手紙や通知が送られてくるのか> 主に次の理由によります。 未払い残高がある 多かれ少なかれ払い戻しを受ける 確定申告書について質問がある 納税者の身元を確認する必要がある 追加情報が必要な場合 確定申告書の内容の変更 確定申告書の処理に遅れが生じた場合...
US Social Security – 7つの得する知識
6月 19, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする My Social Security口座 SSAのウェッブサイトで自身のアカウントを作ることができます。一旦作成して、アクセスできるようになれば、自身のSS税の支払い記録や、ベネフィット(受給金額)の予想などが、リアルタイムでわかります。Form 1099などの確定申告に必要な書類も取り寄せることができます。米国に住所がある人しか作成できないので、できるだけ早く作るよう注意しましょう。 インフレーションを反映した受給金額の変更 米国のConsumer Price...
外国籍で日本に移住する際の3つの税務メリット
6月 19, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする 筆者はUS CPAで、日本の税理士の資格はありません。その理解の上で下記をお読みください。実際に移住される方は、必ず日本の税理士にご相談ください。CDHで日本の優秀な国際税理士をご紹介できます 国外財産報告・国外転出課税の免除...
外国籍で日本に移住する際の3つの税務メリット
7月 3, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする...
給与から差し引かれる税金:米国の課税所得と源泉徴収
7月 10, 2023 | カテゴリーなし
Source: https://www.irs.gov/pub/irs-pdf/fw4.pdf 米国で働くとき、給与から一定の税金が自動的に引き落とされます。このシステムは「Withholding Tax(源泉徴収税)」と呼ばれ、給与所得者が所得税を納める主要な方法です。その源泉徴収税の額は「W-4フォーム」によって決定されます。この全体のメカニズムは具体的にはどのように働いているのでしょうか。そして日本の制度とはどのように異なるのでしょうか。 課税所得とは?...
損益計算書とは?
7月 10, 2023 | カテゴリーなし
前回の記事では貸借対照表についてお話させていただきましたが、今回は主要財務諸表の一つである損益計算書についてお話させていただきます。貸借対照表と損益計算書は密接に関連しており、損益計算書の最終利益が貸借対照表の利益剰余金に加わります。損益計算書は英語でIncome StatementあるいはProfit and Loss Statement、略して「PL」とも呼ばれています。 損益計算書の構成...
夏のイベントは税務控除対象?
7月 10, 2023 | カテゴリーなし
5月末のMemorial Dayの連休が来ると、「夏の到来」と感じます。 先日7月4日はIndependence Dayで、各地で花火があがり、夏真っただ中です。 アメリカでは、子供たちの長い夏休みがあり、子供たちのサマーキャンプやバケーション等、親としては色々と出費が重なる時期でもありますよね。 その出費、確定申告で控除は取れないのでしょうか? 子供のサマーキャンプ費 子供のサマーキャンプ費は、条件を満たせば、税額控除対象です。 控除となる主な条件: 子供が、13歳未満で一緒に住んでいる...
IRSから通知が来たらどうする?
7月 10, 2023 | カテゴリーなし
<発行番号: 税に関するヒント 2023-55より> 皆様もう確定申告の提出が終わりホッとされていることと思います。そろそろIRSからの手紙や通知が届きはじめます。パニックになる必要はありませんが、注意してお読みください。 <何故手紙や通知が送られてくるのか> 主に次の理由によります。 未払い残高がある 多かれ少なかれ払い戻しを受ける 確定申告書について質問がある 納税者の身元を確認する必要がある 追加情報が必要な場合 確定申告書の内容の変更 確定申告書の処理に遅れが生じた場合 上記の様にIRS...
米国税下での生命保険に対する優遇策
7月 10, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする ...
連邦所得税の累進課税制度とは
7月 10, 2023 | カテゴリーなし
連邦個人所得税法は、課税所得の金額に応じて、最低 10% から最高37% までの累進課税税率が適用されます。 そして所得税額は、その累進課税税率によって算出された所得税額と、代替ミニマム課税制度によって算出された所得税額とによって決定されます。 この代替ミニマム課税は、標準控除や項目別控除のうち州税・市税、固定資産税、動産税、外国税控除などが認められません。この代替ミニマム課税所得に対し、確定申告身分と課税所得に応じて26% か 28%...
グリーンカード保持者・二重国籍者のアメリカ側の相続手続きで気を付けること
7月 25, 2023 | カテゴリーなし
グリーンカード保持者や米国籍保持者であるあなたが、日本の親から米国内外の資産を相続した場合、米国の税法に基づいて正確な税務申告を行う必要があります。まず、米国の永住権者・米国籍者は、全世界の所得と資産に対して米国の税金を支払う責任があります。これは、所得税のみならず遺産税にも適用されます。また、日本側で相続税を支払ったのでアメリカ側では何もすることはない思われがちですが、必ずしもそうではありません。相続が起こった際の米国側の一連の税務申告について、主な手続きと注意点を紹介します。 1.Form 3520の提出 Form...
米国で購入した生命保険が日本でどう課税される?
7月 27, 2023 | カテゴリーなし
クロスボーダーライフをサポートする 米国で受け取る生命保険は基本的に非課税です。IRC Section 101(a)(1)という米国税法で決まっています。米国で購入した生命保険を持ちながら、日本に帰国される方も多いと思います。今回は、そんな方のために米国で購入した生命保険が日本で日本の居住者としてお亡くなりになられたときに、どのような課税になるかを、下記を参考にして説明します。...
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