早いもので、2018年も残すところあと1カ月です。12月は決算期の会社も多いですが、クリスマスから年始に向けてお休みを取る従業員も多いので、今回は、経理/財務部門でお休みの前にチェックしておきたい項目をご紹介します。

  1. 駐在員のグロスアップ給与の再計算
    • 日本払い給与やボーナスの額は、個人税申告の際も必要ですので、できるだけ早めに準備しておきましょう。
  2. クリスマスボーナスを決める
    • アメリカでは少額でもクリスマスボーナスを払う会社が多いです。
  3. W-2 (米国の源泉徴収票)の発行の準備
    • W-2の発行は給与プロセスを行う会社が請け負っているはずですが、住所や名前の変更や無いか確認しておきましょう。辞めてしまった従業員にもW-2を発行する必要がありますのでご注意ください。変更の際はForm W-4を再提出してもらいましょう。
  4. Form 1099の発行準備
    • 個人事業主やLLC等へ年間$600以上の支払いを行った場合、Form 1099の発行が必要です。支払先にForm W-9 を記入してもらっているかの確認、年間の支払い額が幾らになるか等の集計をしておくと良いでしょう。1099 Venderと非1099 Venderを分けてレポートが出せる会計ソフトもあります。
  5. Balance Sheet と Income Statementの見直し
    • 通常の月次作業とあまり変わらないと思いますが、12月が決算月の会社は12月末の予想のBSとPLを作成し、利益率、キャッシュフロー、税金額等のシュミレーションを行い、本決算に備えましょう。
  6. 固定資産台帳の確認
    • 台帳をアップデートするだけでなく、固定資産が本当に存在するのか、台帳と物があるかも確認してください。
  7. 予定納税の支払いを確認
    • 特に12月が決算月の会社は、2018年度中に支払った予定額を確認しておけば、来年追加で税金を払う必要があるのかどうかを確認する際に、作業がスムーズに進みます。
  8. 客先リストの見直し
    • 客先の情報を見直しながらThank you Emailを出すのも良いかとおもいます。
  9. 経理担当者と会計士やファイナンシャルアドバイザを含めてMeetingを開く
    • マネージメント、経理担当者、会計士又はファイナンシャルアドバイザーも含め年に1回はミーティングを持つ事をお勧めします。